映画「ザ・ビーチ」撮影地タイのマヤベイ2021年までに閉鎖

タイの代表リゾートの一つであるピピ島「マヤ・ベイ」（Maya Bay）のビーチが
2021年までに閉鎖される。

昨年急増した観光客のために無分別な汚染問題で疲弊し戦ったビーチは、一時的に出入りが禁止されている。

昨年のビーチ出入りが統制された後、 ツマグロ (メジロザメ属に属するサメの一種【英名】 Blacktip reef shark)が現れた。

しかし、出入り再開後に再び一日に5000人に達するの観光客がビーチを訪れたため、ほとんどのサンゴ礁が破壊された。

そのため、タイ当局はマヤベイの生態系が完全に復元するまで、今後2年間のビーチを閉鎖すると発表した。

マヤベイビーチはハリウッド映画「ザ・ビーチ」の撮影地としても知られている。

タイの国立公園部の関係者は、AFPとのインタビューで「マヤ・ベイが再び観光客に扉を開くときにも、過去とは異なり、船の運行を禁止するなど、各種の制御があるだろう」と述べた。

しかし、大部分の観光に携わる地元の人は生計がかかった問題であるため政府の決定を再考してほしいと要請した。

タイ現地観光協会は、AFPとのインタビューで、「地元の人が生活を続けることができるよう検討する場を設ける」と述べた。