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日産ゴーン前会長、公判前争点整理手続に出席

日産自動車のゴーン前会長の初公判を控えて争点を整理する最初の手続きが23日、
東京地方裁判所で開かれ、ゴーン前会長本人も出席しました。

日産自動車の前会長であるカルロス・ゴーン被告は、自分の報酬を有価証券報告書に縮小記載した金融商品取引法違反の疑いと、日産の資金を不正に支出された特別背任容疑を受けています。

この事件と関連し、23日、東京地方裁判所の法廷では、初公判を控え裁判所と検察、弁護団が争点を整理する最初の手順は、ゴーン前会長本人も出席した中で開かれました。

非公開で開かれた今回の手順は、通訳が同席した中、約30分間進行され、検察側が特別背任事件について起訴した内容の詳細な証明方針を提示する時期と証拠開示日程などを議論したと思われます。

また、来月24日には、金融商品取引法違反の疑いで起訴されたグレッグ・ケリー前代表取締役日産自動車法人の弁護人も参加し、保守を縮小記載した事件の争点を整理するための手順が行われる予定です。

ゴーン会長の弁護人は「争点を整理するための手順は、来年の春くらいまで続くだろう」との見方を示しており、初公判の日程はまだ取れていない。

今後の手続きが進む中で、検察側とゴーン前会長側がどのような主張を出すかが注目されます。